DWEの文法解析Blue編
4/17にリニューアルしたディズニー英語システム
リニューアル後も内容は変わりません。絵が少し変わっただけですので以下ご紹介する内容には変更点はありません。
ベースとなる教材には
- メインとなる、基礎的な文法が全て入った12冊のメインブック
- 喋ってくれるカードトークアロングカード
- 日常会話を歌にしたシングアロング
- 歌の内容を物語にしたストレートプレイDVD (ブルーレイ)
DWEではこれらが連動しています。
メインブックというだけあってこの本が中心。
今回は、DWEでどのような文法が学べるか?というテーマで分析していきます。
DWEのレベルについて
英検二級高校3年生レベルまでの文法が入っています。
色別に4レベル
Blue 1,2,3
Green 4,5,6
Lime 7,8,9
Yellow 10,11,12
全部で12冊です。
一冊50ページ強。結構なボリュームです。
これらにどのような文法が詰まっているのかをざっくりご紹介します。
Book 1
まずは言うまでもなく
- あいさつ
- 自己紹介
- アルファベット大文字小文字
- スペル
アルファベットを組み合わせると物の名前になるんだよとわかります。
アメリカではしつこいほどに習うrhimeも入ってます。いわゆる"韻を踏む”ってやつで、cat hat bat matなど。
私が語学学校に通っていた頃、これをしつこくやらされたのですが、その時は重要性が理解できませんでした。これは英語特有のリズムを習得でき、その後の発音やリスニングにも効果のあるものだそうです。確かに英語の絵本にはrhymeを扱ったものが多いですよね。
- 命令文
Hum! Clap and sing!!など。
- 三人称単数
一見難しいですが、HeやSheのこと。
Boys are he.
Girls are she.
男の子はheで女の子はsheって言うんだよ、ということ。日本では馴染みのない使い方ですね。
Book 2
いよいよ文章です。
- 現在進行形
Be+〜ingですね。
- 感嘆文
- Which〜 What〜の疑問文
whichとwhatの違いって??
whichはいくつかの選択肢から選ぶ場合、whatは無数の中から選ぶ場合。
子育てしていると、この質問は1日一回は必ずしてますよね。
- 位置の前置詞
Chip&Daleが椅子の周りをチョロチョロして前置詞を教えてくれます。
Book2はChip&Daleがひたすら風船を割るいたずらをしていますが、そんな中にもきっちり文法が潜んでます。
Book 3
ざっくりしたストーリーは、プルートのバースデーパーティのためにその友達があれやこれや準備をする、というもの。
子供には楽しい内容です。
そんなストーリーの中の文法はというと
- 時計
ディジーが時計を見ながらバースデーケーキを作ります。
- 三人称単数現在
大人になってからのやり直し英語の私には苦手なやつ。I like→He likesになりますね。
意識的に使ってる私ですが、3歳の娘は使い分けてます。若いってすごい。。。
- So do I文型
聞いたことがある方は多いと思いますが、これを使いこなせるのは英語中級以上の方だと思います。大抵はMe, too. で済ませますよね。
Book3ではこんな文章があります。
She has ten fingers, and so does he.
He has ten toes, and so does he.
彼女には10本の指があり、彼もそうです。
彼は10本の足の指があり、彼女もそうです。
これ、全然初級じゃないよ〜
でもこれを小さいうちに覚えてしまえば、これの応用編でso am I , so would I など、使いこなせるようになります。
Book3まで、ブルーの内容で中1の英語のレベルですね。
英語の授業って退屈だったなって思う私には、こんなに楽しく学べるなんて、我が娘達よ、母は羨ましいぞ。